Now loading

コラム

Column

  • ホーム
  • コラム
  • 雨天の外壁塗装について|梅雨に外壁塗装を行うメリットと注意点を解説

2026.06.12

雨天の外壁塗装について|梅雨に外壁塗装を行うメリットと注意点を解説

雨天の外壁塗装について|梅雨に外壁塗装を行うメリットと注意点を解説

外壁塗装は天候に大きく左右される工事です。特に雨が多い梅雨の時期は、「本当にこのタイミングで塗装して大丈夫?」「小雨なら進めていいの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、雨天・梅雨時に外壁塗装を避けるべき理由と施工可能な条件、雨天中止の判断基準、梅雨の前後に依頼する際の注意点(またはコツ・基準など)から契約前の確認事項まで、依頼者が安心して工事を進めるためのポイントをわかりやすく解説します。

目次

外壁塗装は雨の日・梅雨でもできる?結論と施工条件

結論からいえば、雨天時の外壁塗装は原則中止です。雨水や湿気によって塗膜の乾燥が妨げられ、ムラ・浮き・剥がれなどの不具合が生じやすくなるためです。軒下であっても、雨天時は湿度が高く地面の水が跳ねて外壁に付着する恐れがあるため、同様に施工できません。塗装が実施できる一般的な条件は以下の通りです。

  • 気温が5℃以上であること(低温では塗料が乾燥しにくく付着不良の原因になる)
  • 湿度が85%未満であること(高湿度では白化・付着不良が起きやすい)
  • 外壁表面に結露・霜・水分が付着していないこと
  • 施工中および乾燥時間中に雨が降らないこと(降雨予報がないこと)
  • 塗装後の乾燥に必要な時間が確保できること

これらの条件を満たしていない場合は、品質を守るために施工を延期するのが原則です。

小雨・にわか雨・霧雨でも外壁塗装は避けるべき?

外壁塗装では基本的に雨天全般が不可です。小雨やにわか雨であっても、以下のようなリスクがあるため注意が必要です。

  • 塗膜のムラ・浮き・剥がれなど、不具合が出やすい
  • わずかな湿気でも塗装に影響する
  • 「降るかもしれない」天候もリスクになる

そのため、着工は見送るのが一般的です。

雨・高湿度で起こる不具合(白化・膨れ・剥離・艶ムラ)

雨の日に外壁塗装を行うと、表面がきれいでも内部で劣化や剥離が進む恐れがあります。以下のような症状が現れる可能性があるため、施工には細心の注意が必要です。

症状名内容・原因例結果として起こる問題
かぶり・白化
(ブラッシング)
高湿度下で溶剤が蒸発する際、気化熱によって空気中の水分が塗膜表面に結露する状態塗膜表面が白くぼけ、本来の色相や光沢が失われる
艶ムラ雨や湿気の影響で乾燥速度が不均一になり、艶に差が出る一部だけテカる
マットになるなどの見栄え低下
付着不良水分により塗料が下地に密着できない表面に塗膜が乗っても、すぐに剥がれてしまう
膨れ・剥離塗膜の内側に水分が閉じ込められ、時間差で膨れや剥がれが起きる早期劣化・再塗装が必要になる

前日が雨・翌日が雨・雨上がりはいつ塗装できる?

「当日雨じゃなければ大丈夫なのでは?」と思われがちですが、実は前日や翌日が雨の場合も外壁塗装を見送るべきケースがあります。その理由は、塗料の性能と乾燥工程が天候に大きく左右されるためです。特に以下の点に注意が必要です。

外壁の含水率:雨の翌日は外壁表面が乾いて見えても、壁内部の含水率が高いままのことがあります。含水率が基準値(一般に8〜10%以下)を超えている状態で塗装すると、塗料が下地に密着せず付着不良の原因になります。含水率計で確認するか、十分な乾燥時間を確保することが重要です。

乾燥時間の確保:塗装後は塗料が完全に硬化するまでの時間が必要です。翌日が雨の場合、乾燥時間が不十分なまま雨にさらされると品質が著しく低下します。

湿度の変化:雨上がりは湿度が高くなりがちです。湿度が85%を超える状態での施工は、白化(ブラッシング)など表面不良の原因となります。

状況判断ポイント対応策・備考
前日に雨が降った外壁の含水率が基準値(一般に8〜10%以下)を超えていないか確認含水率が高い場合は乾燥後まで延期。
晴れ後も半日〜1日以上の乾燥が目安
翌日が雨予報塗装後の乾燥時間・塗料の塗装後の乾燥時間(塗料が完全に硬化するまでの時間)が確保できるか乾燥時間が足りない場合は前倒し施工NG。
工程を翌晴天日に変更
週間予報が不安定工程全体に遅延・中断の可能性あり工程の組み直し・予備日の確保が重要。
業者と事前にリスク共有を

天候による判断は現場経験に左右されるため、信頼できる施工業者にしっかり相談することが大切です。契約前に「雨天時の対応方針」や「乾燥確認の方法」などを明示してもらうと安心です。

雨天時でも実施可能な工程もある

外壁塗装工事自体が梅雨時に一切行えないというわけではありません。雨天時は外壁塗装の工程は行うことができませんが、以下のような工程なら可能な場合があります。

  • 足場の組み立て
  • シートの設置
  • 高圧洗浄

雨天時を避けて塗装を行い、雨天時は上記のような工程を行うという方法もあります。ただし、足場の組み立てなどはあまりに悪天候だと危険が伴うため、中止になる可能性もあります。

外壁塗装の雨天中止が決定するタイミング

雨天中止の判断には、現場の経験と明確な基準の両方が必要です。参考となるのが国土交通省の公共建築工事標準仕様書で示されている塗装禁止条件です。

  • 気温が5℃以下のとき(低温では塗料が適切に乾燥・硬化しない)
  • 湿度が85%以上のとき(高湿度では白化・付着不良が起きやすい)
  • 結露が発生しているとき(外壁表面に水分が残り密着不良の原因になる)

これらの条件に該当する場合は原則として塗装を行いません。現場では朝の天気予報の確認と気温・湿度の実測を行い、施工可否を判断します。

施工途中でも雨が降ってきた場合は、その日の施工は中止です。塗装の進み具合によっては、塗り直しになる可能性もあります。また、当日中に雨が止んだ場合でも、翌朝の時点で外壁が十分に乾燥し含水率基準を満たしていなければ、翌日も施工中止となる場合があります。

塗装後は何時間で雨の影響が小さくなる?

「塗装が終わったあと、何時間後から雨に降られても大丈夫?」という疑問は多くの方から寄せられます。一般的な目安は以下の通りです。

  • 一次乾燥(指触乾燥):塗装後2〜4時間程度で表面が触れる状態になる。ただしこの段階ではまだ雨に弱い。
  • 雨水への耐性が生まれるまで:一般的に4〜6時間以上の乾燥時間が目安とされることが多い。
  • 完全硬化(塗膜が本来の性能を発揮):24〜48時間以上かかる場合もある。

ただし、これらの時間は塗料の種類・気温・湿度によって大きく変動します。水性塗料と溶剤塗料でも乾燥速度が異なり、低温・高湿度の条件下では大幅に遅くなります。最終的な判断は使用する塗料の製品仕様書を確認し、施工業者と相談することがおすすめです。

梅雨シーズンに外壁塗装を依頼するメリット

梅雨シーズンは雨の日が多いため、デメリットしかないように思えますが、この時期ならではの利点もあります。

最大のメリットは、業者の予約が比較的取りやすいということです。梅雨は雨が多く施工を避けがちなので、繁忙期に比べると予約が取りやすい傾向にあります。

また、真夏や真冬などに比べると気温は安定しているため、施工が行いやすいという点もメリットです。

梅雨シーズンに外壁塗装を依頼するデメリット

梅雨シーズンに外壁塗装を依頼するデメリットは、雨の日が多く工期が延びる可能性があることです。その点を見越して、完成までの期間を長めに見積もっておく必要があります。

また、雨の日に外壁塗装を強行しない業者を選ぶことも重要です。

梅雨入り前・梅雨入り後に依頼する際の注意点

依頼のタイミングを計るうえで、梅雨の時期を把握しておくことは重要です。気象庁のデータによると関東甲信(東京・千葉を含む)の梅雨入り平年日は6月上旬(例年6月7〜8日頃)、梅雨明けは7月下旬(例年7月19〜20日頃)とされています。ただし年による変動が大きく、2023年は梅雨明けが8月にずれ込んだ例もあります。

梅雨の時期は雨の日が多いため、工期が延びる可能性があります。ただし、施工ができなかったり工期が延びたりしたとしても、基本的には追加料金は発生しません(事前に業者に確認しましょう)。

梅雨入り前(4月〜5月末)に依頼する場合:梅雨が来る前に塗装を終わらせたい場合は、逆算して4〜5月に工事を開始するのが理想的です。ただし春は繁忙期のため早めの予約を心がけましょう。

梅雨入り後(6月〜7月)に依頼する場合:晴れ間を縫って施工するスケジュールになるため、工期に余裕を持たせることが必要です。通常より2〜4週間程度長くみておくと安心です。

参考:気象庁|昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):関東甲信

梅雨でも失敗しない外壁塗装の進め方【施主向けチェックリスト】

梅雨の時期は雨が多く、外壁塗装の品質が心配になる方も多いかもしれません。

しかし、事前にしっかりスケジュールと対応ルールを決めておけば、梅雨でも高品質な施工を実現することは可能です。ここでは、施主としてできる対策や確認ポイントを整理してご紹介します。

工期が延びる前提で組むスケジュール設計のコツ

梅雨時期は、雨で作業が中断することを前提にしたスケジュールを組む必要があります。基本的な作業の必要日数は以下の通りです。

工程通常間隔梅雨時の推奨間隔補足
高圧洗浄 → 乾燥半日〜1日+1日の余裕を確保天候により乾きにくいため
下塗り → 中塗り数時間〜半日+半日〜1日塗料メーカーの指定を確認
中塗り → 上塗り数時間〜1日+半日〜1日同上
シーリング打ち替え → 乾燥24時間程度翌日の天気も考慮雨に打たれると硬化不良の恐れ

一方で、天候次第では思うように作業が進まないケースもあります。そのようなケースを想定して、全体で少なくとも2〜4日分の余白を確保することがポイントです。工程表の中に予備日をとっておくことで、万が一のスケジュール遅れにも対応できるようにしましょう。

色選び・艶の見え方(湿潤条件での見え方の違い)

梅雨時期は、外壁が常に湿って見えることもあるため、選び方に注意が必要です。

状態見え方の傾向注意点
雨天・湿潤時色が沈んで暗く見える思ったより暗く見える可能性あり
晴天・乾燥時実際の色より明るく感じる試し塗りと実施工で差が出やすい

また、選ぶ色によっても、雨筋やムラの目立ちやすさに差が出ます。

  • 濃色系の塗料:雨だれ、ムラ、ほこりが目立ちやすいが、重厚感が出やすい
  • 淡色系の塗料:見た目の安定感はあるが、くすみや経年劣化がやや目立つ傾向がある

「思っていた色と違った!」という失敗を避けるためには、以下のような確認が効果的です。

  • A4サイズ以上のサンプルをもらう
  • 屋外で朝・昼・夕方・雨の日すべての時間帯にチェックする
  • 可能であれば「試し塗り」も相談する

契約前に確認すべきこと(追加料金・塗り直し・保証・近隣対応)

梅雨時の施工では、工期延長やトラブルを防ぐために契約前の確認が特に重要です。以下の点を業者に明確に確認しておきましょう。

雨天延長による追加料金の有無:工期が延びた場合に追加費用が発生するかどうかを必ず事前に確認しましょう。一般的に延長分の追加料金は不要ですが、契約書に明示されているか確認してください。

雨天施工後の塗り直し対応:万一、不適切な天候下で施工が行われてしまった場合の塗り直し・補修対応について確認。「雨天時は施工しない」という方針を業者がどのように担保しているかも聞いておくと安心です。

保証内容と期間:施工後の保証年数・対象範囲(剥がれ・膨れ・色褪せなど)を書面で確認。梅雨時の施工に特有のリスクについても説明を求めましょう。

近隣への配慮と連絡体制:外壁塗装には、高圧洗浄・足場設置・シートのはためき音など、近隣に影響を与えやすい作業が含まれます。梅雨時はスケジュール変更が生じやすいため、変更が発生した際の近隣への連絡方法をあらかじめ業者と確認しておきましょう。工事開始前に直接挨拶できない場合は、ポスト投函用の案内文を準備しておくとスムーズです。

まとめ

外壁塗装は、天候や湿度の影響で仕上がりや耐久性に大きな差が出る繊細な作業です。雨天時は原則中止であり、気温5℃以下・湿度85%以上・結露時も施工を避けるのが基本と言えます。

梅雨の時期に高品質な施工を実現するには、工程ごとの乾燥時間をしっかり確保し、雨に備えた柔軟なスケジュール設計が不可欠です。契約前には追加料金・塗り直し対応・保証内容・近隣への配慮まで確認しておくことで、トラブルを未然に防げます。

不安を感じた際は、信頼できる業者と事前に十分な打ち合わせを行うことで、安心して工事を進めることができます。

千葉県で外壁塗装業者をお探しの方は、ぜひStudioテツにご相談ください。Studioテツは千葉県を中心に、外壁塗装・屋根塗装・屋上防水工事などを手がけています。豊富な経験と確かな技術による、こだわりの塗装で、住まいを美しく仕上げます。まずはお気軽にお問い合わせください。

Studioテツへのお問い合わせはこちら

誰が塗るか分かるから安心!社長が直接施工する塗装店です お見積りだけでも大歓迎

8:00〜18:00/年中無休

0120-159-102

メールなら24時間いつでもOK

お見積りはこちらから

お問い合わせ

Contact

お見積りだけでももちろん大丈夫!無理な営業は一切致しません。
友人に相談するくらいの気軽な気持ちでまずはお電話ください。

お電話でのお問い合わせ8:00 ~ 18:00/年中無休

0120-159-102

メールでのお見積もり・ご相談