コラム
Column
2026.01.31
初めての外壁塗装でも安心!ダブルトーンの仕上がり・費用・工期をわかりやすく紹介

外壁塗装を検討しているけれど、仕上がりのイメージが湧かない。普通の塗装では少し物足りない。そんな方に注目されているのが「ダブルトーン塗装」です。2色を重ねることで生まれる陰影が、外壁に奥行きと高級感をもたらします。
この記事では、ダブルトーン塗装の特徴・費用・施工手順・向いている外壁まで、初めての方にもわかりやすく紹介します。後悔しない外壁づくりの参考にしてください。
外壁塗装のダブルトーンとは?ツートンとの違いや特徴を解説

ダブルトーン塗装とは、凹凸のある外壁に2色の塗料を重ねて立体感を際立たせる塗装方法です。似ている言葉に「ツートン塗装」がありますが、この2つは仕上がりの印象がまったく異なります。
ダブルトーン塗装の基本的な仕上げ方法
凹凸のある外壁に2色の塗料を重ねることで、立体感を強調するのが特徴です。
最初に下塗りを行い、凹部にサブカラーを2回塗布して色を定着させた後、凸部にメインカラーをローラーで2回塗ります。最後に筆で塗り残しやはみ出しを丁寧に補修し、合計5回塗りで奥行きのある外観を実現します。
ツートン塗装との違いとは?
ツートン塗装は、1階と2階など建物の部位ごとに色を分ける塗装です。
一方、ダブルトーンは、同じ壁面の凹凸に2色を重ねることで立体感を生み出す手法です。視覚的なコントラストと陰影を強調できる点が特徴で、平面的なツートン塗装とは異なる奥行きと高級感を演出できます。
外壁塗装をダブルトーンにするとどう変わる?
ダブルトーン塗装では、2色の組み合わせによって光と影のコントラストがはっきりと現れ、外観に立体感・素材感・重厚感が加わります。
レンガ調や石積み調のサイディング柄との相性が抜群で、模様を活かしつつ立体感を引き立てることができます。単色塗装では出せない奥行きのある印象に仕上がるのが魅力です。
ダブルトーン塗装のメリット・デメリット

ダブルトーン塗装には、見た目の美しさを高めるメリットがある一方で、費用や技術面での注意点もあります。導入を検討する際は、両方の視点から判断しましょう。
メリット:新築時のような高級感ある意匠性
サイディングの模様を活かしながら塗装できるため、新築時のような美しさを再現しやすくなります。主なメリットは以下の通りです。
- 凹凸を際立たせて立体感を演出できる
- デザイン性が高まり、外観の印象をモダンに刷新できる
- 模様や素材感を塗りつぶさずに活かせる
デメリット:費用が高くなる・高度な技術が必要
仕上がりの美しさに比例して、手間や費用もかかります。注意点は次の通りです。
- 塗装回数が多いため、材料費・人件費が高くなる
- 職人の技術力によって、仕上がり品質に差が出やすい
- 経験の少ない施工業者では、色ムラやにじみが発生しやすい
費用と仕上がりのバランスを見極めつつ、経験豊富な業者を選ぶことが成功の鍵です。
ダブルトーン塗装に向いている外壁と向かない外壁
すべての外壁にダブルトーン塗装が適しているとは限りません。美しく仕上げるには、素材の特性や劣化の有無をしっかり見極める必要があります。
サイディングの凹凸がある外壁が適している理由
凹凸のあるサイディング外壁では、塗料が凹部と凸部にそれぞれ異なる色で乗るため、コントラストが生まれます。
石積み調やレンガ調などの柄が入った外壁は、2色の重ね塗りによって模様がより際立ち、立体感や重厚感を引き出すことができます。単色塗装では出せない高級感を求める方におすすめの素材です。
不向きな素材・劣化状態の見極め方
目地がなく表面が平らな壁や、著しく劣化した外壁では、ダブルトーン塗装の効果が出にくくなります。以下のような場合は要注意です。
- 凹凸のないモルタル壁やALCパネル(軽量気泡コンクリート製の外壁パネル)
- 表面にひび割れや浮きが見られる
- 汚れや旧塗膜が残っている
このような外壁では、ダブルトーン特有の立体感が出にくかったり、塗料が密着せずに仕上がりが不均一になる可能性があります。
色が乗りやすい下地と注意点
ダブルトーン塗装の美しい発色を実現するには、下地処理が非常に重要です。具体的な下準備は次の通りです。
- 高圧洗浄で旧塗膜・ホコリ・カビなどを徹底除去
- ひび割れや浮き部分の補修を丁寧に実施
- 劣化したシーリング材は打ち替え
- 適した下塗り材を使い、塗料の密着性を高める
この工程を省くと、色ムラや早期剥離を招くおそれがあります。
外壁塗装のダブルトーンの費用相場・単価・コストを比較

ダブルトーン塗装は、一般的な単色塗装と比べて工程が多いためやや割高です。
単色塗装より高くなる理由
ダブルトーン塗装は、一般的に行われる「下塗り+中塗り+上塗り」の3回塗りに加え、アクセント色を2回重ねる工程が追加されます。
その結果、塗料の使用量と作業時間が増え、材料費と人件費の両方が上乗せされます。
施工面積・色数による価格差
費用は家の広さや使用する色の数によっても変動します。特に以下の点に注意が必要です。
- 外壁面積が大きいほど、塗料・作業時間が増え、総額が高くなる
- 色を2色以上使う場合、マスキングや細部調整が発生し手間が増す
- 複雑なデザインやパターンほど、職人の技術料が加算される傾向あり
面積と配色のバランス次第で費用が大きく変わる点を押さえておきましょう。
工程が増えることでかかる費用とは
Studioテツの施工例では、以下の5工程が実施されています。
- 下塗り(全体)
- 凹部にサブカラー2回塗り
- 凸部にメインカラー2回塗り
- はみ出し補修などの仕上げ作業
- 最終点検と微調整
丁寧な作業には時間がかかるため、工期が2〜3日延び、結果として人件費や塗料費が通常より高くなる傾向があります。
外壁塗装ダブルトーンの施工手順と工期の流れ
基本の流れは通常の外壁塗装と同じですが、色を塗り分ける工程が追加されるため、丁寧さと計画性が求められます。工期の目安も把握しておきましょう。
施工前の下地処理と色分け計画
塗装の前には、下地処理を以下の手順で進めます。
- 高圧洗浄で旧塗膜や汚れをしっかり除去
- ひび割れや剥がれた部分の補修を実施
- 劣化したシーリング材の打ち替え
- 凹部と凸部それぞれに、どの色を使うか事前に計画
準備が不十分だと、塗料がうまく乗らず仕上がりの品質に差が出やすくなります。塗り分け範囲を明確にしておくことが成功の鍵です。
マスキングと2色目の塗装工程
部分的に色を変えるなど、凹部と凸部を明確に塗り分ける際は、以下の点が重要になります。
- 境目をマスキングテープで丁寧に保護
- 隙間ができないよう、テープの圧着をしっかり行う
- にじみ防止のため、境界線に下地色をなじませてから上塗り
※ただし、全面サイディングに対するダブルトーン塗装では、ローラーで自然に仕上げるケースが多く、マスキングを行わないこともあります。
一般的な工期と天候による変動
ダブルトーン塗装の工期は、工程が増える分だけ、多少日数が延びる可能性があります。
- 足場組立・高圧洗浄:約2日
- 下地処理・補修作業:2〜3日
- 塗装作業(下塗り〜仕上げ):4〜5日
- 予備日(天候による遅延など):1〜2日
天候不良も見据すえ、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
Studioテツの施工事例とこだわりポイント
ここでは、実際にStudioテツが手がけたダブルトーン塗装の事例を紹介します。ビフォーアフターの変化や、地域密着ならではの相談しやすさも見えてきます。
実際のビフォーアフターで見る変化

施工前は、凹部と凸部に同じ色が施された外壁でしたが…

目地部分と表面に異なる2色を使ったダブルトーン塗装を施したことで、陰影がくっきりと浮かび上がっています。
完成後は、まるで張り替えたかのような美しさと立体感が加わり、お客様からも好評をいただきました。模様を塗りつぶさず活かす技術が、高級感のある仕上がりにつながっています。
まとめ|納得のいく外壁塗装をするために、まずは相談から始めよう
ダブルトーン塗装は、見た目の美しさとデザイン性を高める魅力的な選択肢です。素材や下地、工程の特性を理解することで、理想的な仕上がりを実現しやすくなります。
まずは信頼できる施工業者に相談し、住まいに合った最適な塗装プランを見つけましょう。納得できる外観づくりの第一歩を踏み出せます。