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Column
2024.03.05
戸建ての壁の塗り替えは必要?劣化の原因や費用相場
戸建て住宅は、長年住み続けるためには定期的なメンテナンスが必要です。
特に、外壁は雨や風などの自然環境に常にさらされているため、劣化が進行しやすい部分です。劣化が進むと、見た目だけでなく、防水性や断熱性などの機能も低下し、住まいの快適性や安全性にも影響が出てきます。
本記事では、戸建ての壁を塗り替えるべき理由や外壁の劣化の症状と原因、おすすめのタイミングをご紹介いたします。戸建ての外壁を塗り替える場合の費用相場や注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
戸建ての壁塗り替えが必要になる理由
戸建ての壁の塗り替えは、単に家のデザインや見た目を変えることが目的ではありません。塗り替えが必要になる理由は、主に以下の2つです。
- 劣化した建物を保護するため
- 見た目を美しくするため
それぞれ詳しく解説します。
劣化した建物を保護するため
戸建ての壁塗り替えが必要になる1つ目の理由は、劣化した建物を保護するためです。家の外壁は日々の気象条件や紫外線、雨風などにさらされ続けると、外壁の塗料が徐々に劣化していきます。
劣化した外壁は水分の侵入やカビの発生、さらには壁材自体の劣化を引き起こす可能性が高いです。しかし、外壁の塗り替えを行えば以下の発生を防げます。
- シミ
- ひび
- 湿気
- 紫外線
- サビ
見た目を美しくするため
戸建ての壁塗り替えが必要になる2つ目の理由は、見た目を美しくするためです。外壁を塗り替えれば、外観の見た目がリフレッシュし、新しい色や質感で家の印象を変えられます。
また、色選びによっては家のデザインや形状をより引き立て、家全体の価値を向上させられます。適切な色の選択や塗料の種類を選ぶことで、家の外観を長持ちさせ、美しい状態を保つことが可能です。
戸建ての壁を塗り替えるべきタイミング
この章では、外壁の塗り替えを検討する、外壁劣化のサインや塗り替えの適切な時期について解説いたします。
外壁劣化のサイン
例えば、外壁が以下の状態になっていれば、塗り替えるべきタイミングと言えます。
- 新築時に見た外壁の色より色あせをしている
- 外壁を触った際に白い粉がつく(チョーキング)
- 塗膜の剥がれや膨れた部分が目立つ
- 外壁にひび割れが起こっている
- 外壁同士を繋ぐシーリングのひび割れ
上記いずれかに該当しているならば、早急に塗り替えを検討しましょう。
これらの症状を見逃すと、雨漏りや腐食などのトラブルに発展する可能性があります。定期的に外壁の状態をチェックし、劣化のサインを見つけた段階で早めに対処を行うことが大切です。
外壁塗り替えの適切な時期
使用されている塗料の種類や家の立地条件や気象条件などによってタイミングがずれることもありますが、戸建ての外壁を塗り替える適切な時期は一般的には10~15年ごとと言われています。
ただし、以下のいずれかに該当する場合は、早めに塗り替えを検討する必要があります。
- 上記のような外壁劣化の症状が現れている
- 雨漏りなどの被害が発生している
- 外壁の色を変えたい
- 断熱性を向上させたい
戸建て住宅の外壁塗り替えは、住まいの快適性や安全性を維持するために必要なメンテナンスです。適切な時期に適切な業者を選んで、塗り替えを行いましょう。
戸建ての外壁を塗り替える場合の費用相場
戸建ての外壁を塗り替える場合の費用相場は、以下の状況別で異なります。
- 外壁のみを塗り替える場合
- 外壁と屋根を一緒に塗り替える場合
費用相場は、塗り替える面積や使用する塗料の種類、業者の料金体系などによって変化するため注意が必要です。それぞれ詳しく解説します。
外壁のみを塗り替える場合の費用相場
外壁のみを塗り替える場合、一般的な費用相場は80万円〜150万円となります。
塗料の種類や施工方法、業者によって費用は異なりますので、複数の検討している業者で相見積もりを取り、比較することをおすすめします。
外壁と屋根を一緒に塗り替える場合の費用相場
外壁と屋根を一緒に塗り替える場合、一般的な費用相場は110万円〜170万円です。外壁と屋根を一緒に塗り替える場合、外壁のみを塗り替える場合の費用に屋根の塗装費用をプラスした金額を提示されることが多いです。
ただし、あくまで一般的な相場であり、具体的な費用は業者に見積もりを取って確認しましょう。塗装専門の会社「Studio テツ」の場合、仲介手数料がかからず高品質な工事を適正価格で提供できます。
満足のいく戸建ての外壁塗り替えをするための3つのポイント
大きな費用のかかる外壁塗装ですから、満足のいくものに仕上げたいですよね。そのために以下のポイントを押さえましょう。
- 相見積もりを取り料金を比較する
- 最適な塗料を選択する
- 塗料の色選びはプロに相談する
それぞれ詳しく解説します。
相見積もりを取り料金を比較する
戸建ての壁を塗り替える際には、1つの業者だけでなく複数の業者から見積もりを取って料金を比較しましょう。同じ工事内容であっても、業者によっては料金が高すぎる場合もあります。
また、相見積もりを取れば適正な価格を知れるだけでなく、業者の対応や提案内容、過去の施工例なども比較可能です。見積もり時の費用が安すぎる業者であっても、後になって追加料金が発生する恐れもあります。
最適な塗料を選択する
外壁を塗り替える際には最適な塗料を選択しましょう。塗り替えの際に使う塗料は、工事の品質や持続性に大きく影響します。
塗料の例をまとめると以下の通りです。
塗料の種類 | 特徴 | 耐久年数 |
フッ素塗料 | 高い耐候性を持ち、長期間色あせにくい特徴があるものの、価格は高め | 約15年〜 |
無機塗料 | 汚れに強くて耐久性も高く、外観の美しさを保ってくれる | 約15年〜 |
シリコン塗料 | 耐久性や防水性に優れたバランスの良い塗料で、カラーバリエーションも豊富 | 約8~10年 |
アクリル塗料 | 防水性と耐久性に優れ、高弾性を有している | 約5~7年 |
ウレタン塗料 | 低価格でコストパフォーマンスに優れているが、耐久性は低い | 約7~10年 |
塗料ごとに特徴だけでなく、かかる金額も異なります。そのため、費用面を考慮しながら最適な塗料を選択しましょう。
塗料の色選びはプロに相談する
外壁の色は、家の印象を大きく左右するため悩む方も多いと思います。
例えば、近隣の家や自然環境との調和を考えて色を選べば、家の景観を美しくできます。色によっては家の形状やデザインを強調し、目立たなくすることも可能です。
ただし、暗い色は太陽の熱を吸収しやすく劣化が早まる恐れがあり、明るい色は汚れが目立ちやすくなります。
また機能面を重視するあまり、「やっぱり好きな色にすればよかった」という後悔も生まれるかもしれません。
スタジオテツではお客様の好きな色をまず伺った上で、機能面や外観の統一感などのアドバイスもできますので悩まれた時はぜひご相談ください。
まとめ
戸建ての外壁塗り替えは、家の価値や快適性を維持・向上させるために重要な工事です。
劣化のサインをしっかりと見極め、適切なタイミングで正しく塗り替えを行うことで、家の寿命を延ばし、快適な住環境を実現できます。
外壁の塗り替えを検討している場合は、塗装専門の会社「Studio テツ」に1度ご相談ください。家の外壁や屋根の塗装作業を適正価格にて行います。
リフォーム歴20年以上のプロが責任を持って作業いたしますので、お気軽にお問い合わせください。