コラム
Column
2024.12.16
【挨拶テンプレート付き】外壁塗装のご近所への挨拶は業者がする?挨拶の流れを詳しく解説

外壁塗装をする際は、ほとんどの業者が近隣住民への挨拶を行ってくれます。しかし、施主自身が挨拶回りを行うパターンや、業者に同行したほうが良いパターンもあります。挨拶をしっかりしておかないと、後々トラブルが起こる可能性があります。
外壁塗装工事によって周囲に迷惑をかける可能性があるため、事前に挨拶をして理解を求めることが大切です。
今回は、外壁塗装をする際の挨拶回りの仕方について詳しく紹介します。
外壁塗装工事のトラブルの要因

外壁塗装工事は、以下のような理由で近隣住民に迷惑をかける可能性があります。
- 騒音: ドリルや高圧洗浄機の音など、工事中の騒音が気になる場合があります。
- 振動: 工事によって家が振動し、気になる場合があります。
- 塗料の匂い: 塗装時に塗料の匂いが周囲に広がり、不快に感じる場合があります。
- 車の出入り: 工事車両の頻繁な出入りが、通行の妨げになる場合があります。
外壁塗装をする時は、上記のようなトラブルが起こる可能性があります。事前にご近所への挨拶をしっかりしておくことで、トラブルの発生を防ぐことが大切です。
施主または業者が挨拶をする場合のメリット
多くの外壁塗装業者は、近隣住民への挨拶をサービスとして行っています。しかし、施主自身も挨拶に同行したり、業者に代わって挨拶を行ったりする場合もあります。
業者が挨拶を行うメリット
- プロの対応: 挨拶の言葉遣いや、工事内容の説明など、プロならではの対応が期待できます。
- スムーズな作業: 挨拶を通して、工事への理解を得やすくなり、スムーズな作業進行につながります。
- トラブル防止: 事前に挨拶することで、工事中のトラブルを未然に防ぐことができます。
施主が挨拶に同行するメリット
- 誠意を伝える: 直接挨拶することで、近隣住民への誠意を伝えることができます。
- 状況を把握する: 工事中の様子を直接確認することができます。
- 信頼関係を築く: 近隣住民との信頼関係を築くきっかけになります。
どちらの方法を選ぶかは、施主の考え方や業者との契約内容によって異なります。
外壁塗装のご近所への挨拶のマナー

挨拶に行くタイミング
ご近所への挨拶は、工事が始まる1週間前~3日前に済ませておくとよいでしょう。余裕を持って早めにしておこうとする人もいるかもしれませんが、あまり早すぎると住民の方が忘れてしまう恐れがあります。
また、足場が解体される前や工事が完全に終わった後も挨拶に行くようにすると、印象が良くなります。
平日は仕事などで留守にしている・忙しくしているご家庭も多いので、土日や祝日に行くのがよいでしょう。その際は、早朝や夜遅くを避け、昼前や夕方など迷惑にならない時間帯に行くのがマナーです。
挨拶回りの範囲
挨拶回りの範囲は、騒音や塗料の匂いなどの影響が出る距離の家を回るのがよいでしょう。少なくとも、両隣と向かいの家3軒、裏の家3軒には挨拶をしておくとよいです。
他にも、業者の車両が出入りする時に影響が出そうな家など、作業中に迷惑がかかりそうな家があれば挨拶をしておく必要があります。
粗品の相場とのし紙
ご近所への挨拶をする時は、粗品を持っていくのがマナーです。相場は500円~1,000円程度となっているので、その範囲で使い道に困らないようなものを渡すとよいでしょう。あまりに高価なものを選ぶと、相手に気を遣わせてしまいます。相場の範囲内で、お菓子や日用品、洗剤などを渡すのが一般的です。
外壁塗装の挨拶には特に厳しい決まりはないので、基本的には各々の判断に任せられます。粗品に必ずしものし紙をつける必要はありません。工事をする時に迷惑をかけること、協力してくれたことへの感謝が伝われば、あまり形式にこだわらなくてもよいでしょう。
しかし、中にはマナーを重んじる人もいます。普段あまり親しくしていないご家庭へ挨拶に行く場合は、のし紙をつけておくほうが無難です。のし紙には「ご挨拶」と記載しておけば問題ありません。
近所の情報を業者と共有しておく
ご近所への挨拶は、施主だけではなく業者も行います。ご近所にどのような人が住んでいるのかなど、近所の情報を業者と共有しておくと、挨拶回りもスムーズに進みます。
例えば、「向かいの家に住んでいる人はマナーにうるさいから丁寧に挨拶してほしい」、「2軒隣の家には赤ちゃんがいるから騒音を気にするかもしれない」といったことを、業者に伝えておけば適切な対応がしやすくなります。
信頼できる業者に任せておけば問題ないですが、本当にすべての家へ挨拶が済んでいるかなど、その都度確認しておくと安心です。
外壁塗装前の挨拶時に伝えておくべきこと

挨拶のポイント
挨拶をする時は、外壁塗装の工事をするということだけではなく、いつどのような迷惑が及ぶのかをしっかり伝えておくようにしましょう。施主の氏名や工事期間、騒音や匂いなど迷惑が及ぶ事象などと合わせて、「ご迷惑をおかけします」という旨を伝えることが大切です。
口頭だけでは忘れてしまうこともあるため、挨拶文も添えることをおすすめします。挨拶文を用意しておけば、挨拶に行った時に相手が留守だった場合でも、ポストに投函しておくことができます。
【コピペOK】挨拶文テンプレート
外壁塗装をする際に利用できる挨拶文のテンプレートを用意しました。挨拶文を作る時の参考にしてください。
テンプレート
令和〇〇年◯月◯日
ご近所の皆様へ
いつもお世話になっております。
〇〇町☓☓丁目△△番地の◯◯(名前)と申します。
この度、自宅の外壁塗装を行うこととなりました。
外壁塗装の作業中においては、騒音や匂い、業者の車の出入りなどでご近隣の皆様にはご迷惑をおかけしますが、どうかご理解とご協力のほどお願いいたします。
足場架設や高圧洗浄、足場解体の作業中につきましては、特にご迷惑をおかけするかもしれません。十分注意して作業に当たるよう、施工会社ともしっかり打ち合わせをしていますが、以下のことをお願いする場合があります。
高圧洗浄日:万が一に備えて洗濯物の部屋干し
塗装時:家財の養生をさせてもらう可能性があります
工期の日程は以下を予定しています。
工期:◯月◯日~◯月◯日まで
足場組日:◯月◯日 午前☓☓時頃から
高圧洗浄日:◯月◯日 午前☓☓時頃から
何かありましたら、◯◯◯◯(外壁塗装業者の会社名)の◯◯(担当者名)までご相談ください。皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
◯◯◯◯(担当業者名)
00-0000-0000(担当業者の代表電話番号)
◯◯(担当者名)
000-0000-0000-(担当者の電話番号)
◯◯(自分の氏名)
000-0000-0000(自分の電話番号)
外壁塗装をする時はしっかりご近所への挨拶をしてトラブルを防ごう!
外壁塗装工事は騒音や臭いが発生するため、ご近所トラブルになる可能性があります。トラブルを防ぐためには、事前にしっかり挨拶回りをしておくことが大切です。
工事を依頼する際には、近隣への配慮がきちんとできる業者を選びましょう。スタジオテツは社長が現場に立ち、ご近所への挨拶も責任を持って行います。外壁塗装を考えている方はぜひ一度ご相談ください。