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2023.05.23

外壁塗装のスケジュールは約2週間!詳しい工期と注意点を解説

外壁塗装のスケジュールは約2週間!詳しい工期と注意点を解説

外壁塗装のスケジュールがわからないと、いつ依頼したら良いか悩みますよね。今回は、一般的な戸建て住宅における、外壁塗装のスケジュールと工程ごとにかかる日数やポイントについて解説していきます。

目次

外壁塗装にかかる期間

外壁塗装にかかる期間

外壁塗装には10日〜14日間かかるのが一般的

外壁塗装の作業の日数は10日〜14日程かかります。ただしこれは順調に工事が進んだ場合の、作業に必要な日数であって、実際には雨が降ったり、お客様の休日に合わせて完了検査を行うなどと言った場合には、もう少し余裕を持っておくと安心です。

現場調査・見積もりは1週間くらいが目安

見積もりを作成するには、塗装をするお家の現場調査をします。建物の劣化状況や、立地条件によって、工事の内容や使用する塗料も変わってきますので、必ず実際の建物を調査してもらいましょう

その際、急ぐ場合を除いて、現場調査には立会いをする事をおすすめします。プロの目線からの提案と自分の希望をすり合わせしておく事で(予算、色、使いたい塗料など)納得のできる見積りができます。調査に来る人と自分のスケジュールを合わせる必要が出てきますので、数日かかる事があります。

現場調査が終わってから、1週間程度で見積もりができるのが一般的です。また、見積もりは、郵送やメールではなく、実際に会って説明を受けましょう。

特に、相見積もりを取っている場合、つい金額で比較してしまいがちですが、大切なのは施工の内容なので、これは説明を受けないととてもわかりづらいです。双方のスケジュール調整が必須となり、ここでも数日を要する事になります。

外壁塗装のスケジュール

外壁塗装のスケジュール

足場の設置

半日から長くても1日で足場が設置されます。工事当日には、足場を積んだ大きな作業車が来る事になります。足場を組む間、自分の車の駐車場所など、事前に確認しておくと安心です。

足場は建物をぐるりと囲みますので、建物に沿って設置している物置や大きな荷物、植木鉢などの細かいものも、事前にどうしたら良いか打ち合わせをしておきましょう。

高圧洗浄

半日程度かかります。洗濯物はその日は外に干さない方が安心です。外の水栓から洗浄に必要な水を確保します。

高圧洗浄機は、ご自宅用の物と違ってエンジン式の機械ですので少し音が気になる場合もあります。

養生

1日〜2日程度かかります。養生とは塗料がついてはいけない部分をビニールやテープで事前に保護しておく事です。サッシ周りや玄関ドアなども養生しますので、開け閉めに不便を感じる事になります。

窓は基本的には開かない状態となりますので、どうしても開ける必要がある窓は事前に相談しておきましょう。

下地調整

1日程度かかります。ひび割れ箇所の補修、汚れや付着を取るケレン作業、などを行い塗料を密着させるために、塗面を平らにしたり、または目を荒らしたりする細かな作業です。劣化状況によって作業時間は大きく左右されます

外壁塗装 下地処理(下塗り)

1日程度かかります。

ここから、塗料を塗って行く作業に入ります。下塗りには建物や塗装部位に適した下塗り材を使う必要があるため、数種類の下塗り用の材料を使います。

外壁塗装 中塗り・上塗り

中塗りで1日程度、上塗りで1日程度かかります。

ここで初めて、希望した色の塗料が使われます。

中塗りと上塗りは、続けて塗布するのではなく、中塗り塗布後、ある程度乾燥させる必要があります。この上塗りのタイミングは、温度や湿度も大きく関係するので、見極めがとても重要となります。

同じ色を重ねて塗っていることもありしっかり2度塗りがされているかを、自分で見て判断するのは難しいので、きちんと作業報告をしてもらいましょう。

完了検査

1日程度かかります。塗りムラがないかなど、職人、または監督が細かく見てまわりますので、一緒に確認します。気になる箇所は、追加で塗ってもらい、納得出来てから完了の承認をしましょう。

それまでは、足場も外さずに追加作業ができるようにしてあります。その後、掃除や養生を剥がすなどの作業に入ります。

足場撤去

半日程度かかります。ここまでで、最短でも8、9日間は必要となります。

実際のお家の場合には、ここに追加して雨戸や雨樋などの付帯部と呼ばれる部位の塗装も行われます。コーキング処理の時間も必要です。また、劣化状況によって下地処理に時間がかかったり、下塗り作業がさらに追加になる場合もあります。

そして天気。雨が降ったら工事はできませんので、どうしても1日、2日程度は作業のできない日が含まれます。

屋根塗装も同時に行うと3週間程度は見ておく必要があるでしょう。

外壁塗装のスケジュールに関する注意点

外壁塗装のスケジュールに関する注意点

準備も含めた合計の期間はゆとりを持って見積もる

見積もりを依頼する塗装会社を調べて、現場調査に立会い、見積もりの説明を受ける。ここの相見積もりを3社で行うと仮定すると、それだけでかなりの日数が必要となります。

根気のいる作業ですが、お家の今後10年〜を決める大切なプロセスですので、急がず、納得できるまで準備しましょう。ただし、見積もりには有効期限がある場合が多いので、悩んでいる時には、一度、担当者に連絡をすると良いでしょう。塗料の値上げなどが予定されているケースもありますので、遠慮なく相談しましょう。

工事を依頼する会社が決まったとしても、すぐに工事ができる訳ではありません。塗装会社もすでに予定を組んでいますから、順番待ちになります。見積もりをもらった際におおよそどのくらい先になるか、聞いておくのも必要です。

施工の早さをアピールする業者には気をつける

塗料はその性質から、乾燥させる時間がとても重要になります。一般的な戸建ての住宅において、たくさんの人数でどんどん塗るから早いという事はありえません。

また、塗り重ねて行くので最初の作業は見えなくなります。急いで作業を進めて、全て終わってから報告があるよりも、時間がかかっても、1つの作業ごとに確認できる体制を取り入れている業者の方が安心です。

梅雨など雨の多い時期は避けるようにする

外壁塗装は雨の日は作業ができませんし、梅雨の時期の湿度は塗料の乾燥時間に影響がでるため、工期がどうしても長くなります。短い工期にこだわるのであれば、雨の少ない時期に予約しておくと良いかも知れません。

天候に関してはとても難しく、風が強くても作業はできませんし、台風などの時期には足場が気になる方もいるでしょう。乾燥している冬は、朝は結露、夕方は暗くなるのが早く、作業時間が短くなってしまい、日数がかかる場合があります。

外壁塗装には準備・工事に時間が必要、期間が早い事はデメリットの方が多い

準備には、今後10年〜のお住いの状況を左右する決断が必要となるため、3社は相見積もりを取り、しっかり検討しましょう。そして、実際の工事には開始までの順番待ちがあり、工事が始まっても、建物の寿命に関わる重要な作業を簡略化する事は出来ません。

工期が早いということは、どこか大切な作業を削っているまたは簡略化している場合が多いです。悪い業者の場合は、塗料の乾燥時間や下地調整など本来時間をかけるべきところを省いている可能性もあります。

数日早く仕上げるよりも、お互いが納得できるまで話し合い時間をかけた方が結果的にメリットは大きいでしょう。

スタジオテツでは、工期を決めていません。建物は1棟1棟状態が違います。現場調査の段階では足場がかかっていませんので、建物の隅々まですべて見る事は出来ません。高圧洗浄をして汚れが取れると、新たに見つかるヒビ割れなどもあります。

それら全てをしっかり補修したいと考えますので、時間をかけて作業をしています。
現場調査も実際の作業も社長が行いますので、作業報告も細かく対応出来ます。安心重視の塗装工事をお考えの方は、ぜひ、ご相談ください。

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