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2024.11.25

外壁塗装時はバルコニーの内側もメンテナンスすべき?メリットと防水対策法を紹介

外壁塗装でバルコニーはどうするの?防水対策を一緒に行うメリットとは

「外壁塗装の際、バルコニーはどんな工事をする?」「バルコニーのメンテナンスを行うメリットは?」などと悩んでいませんか?

外壁塗装とバルコニーの防水工事は、同時に行うことで大幅なコスト削減が可能です。工期の短縮や次回の工事計画も立てやすくなるため、建物の長期的な維持管理の観点からもおすすめです。

本記事では、外壁塗装時のバルコニー防水工事の必要性や同時施工のメリット、防水対策工事の種類について解説します。バルコニーの防水対策を行う際の注意点もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

外壁塗装時にバルコニーの床にも防水対策を施そう

バルコニーの床は防水対策が必要

外壁塗装とバルコニーの防水対策は、同時に実施することで建物全体の保護効果を高めます。バルコニーからの雨漏りは建物内部の腐食を引き起こすため、早期発見と対策が重要です。

劣化状況次第で防水対策が必要

バルコニーの床面にひび割れや水たまりが発生している場合は、防水層の劣化が進行している証拠です。床材の膨れやタイルの浮きは雨水が防水層に侵入している可能性が高いため、専門家による診断が必要になります。

とくに、手すり周りや壁との取り合い部分、排水溝付近の劣化は要注意です。劣化箇所から雨水が侵入すると、建物の構造体にまで影響を及ぼす可能性があるため、早急な対策が求められます。

防水塗料の耐用年数は外壁塗装のメンテナンス期間とかぶる

防水塗料の耐用年数は一般的に5年〜10年で、外壁塗装の推奨メンテナンス周期と一致します。定期的な点検と計画的な補修により、建物の長寿命化を実現できます。

使用環境によって耐用年数は変動しますが、トップコートの塗り替えは5年、防水層の全面改修は15年を目安に検討が必要です。期間に合わせて適切なメンテナンスを行えば、大規模な修繕を回避できます。

外壁塗装時にバルコニーの防水対策を行うメリット

バルコニー床のメンテナンスをしなかった場合のデメリットとは

外壁塗装時にバルコニーの防水対策を行うメリットをまとめると、以下の通りです。

  • 大幅なコスト削減が期待できる
  • 次回の工事時期の計画が立てやすい
  • 工事の打ち合わせや業者との調整が一度で済む

詳しく解説します。

大幅なコスト削減が期待できる

足場設置費用の削減に加え、工事の一括発注により諸経費を抑えられます。材料の一括購入による単価の低減や、作業効率の向上による人件費の削減などが主なメリットです。

とくに、3階建て以上の建物では足場費用の削減効果があります。

次回の工事時期の計画が立てやすい

外壁とバルコニーの工事時期を揃えれば、修繕計画が立てやすくなります。計画的な予算配分により、突発的な支出を防ぐことが可能です

長期修繕計画の策定時に、外壁とバルコニーの劣化状況を総合的に判断できるため、より精度の高い予算計画を立案できます。また、修繕履歴の管理が容易になり、適切なメンテナンスを行えます。

工事の打ち合わせや業者との調整が一度で済む

一度の打ち合わせを行えば、外壁とバルコニーの工事内容を決定できます。施工管理の一元化により、品質管理が徹底されます。

複数の業者に依頼する場合に発生する連絡調整の手間が省け、責任の所在が明確になるため手間がかかりません。工事の進捗状況の把握が容易になり、スケジュール管理が効率化されます。

バルコニー床の防水対策工事の種類

防水対策には大きく2つあり、防水工事と呼ばれる防水層を作り直す工事と表面の保護をするトップコート塗装工事があります。

防水工事

床の防水層からやり直す工事です。主に以下の3種類の施工方法があります。

ウレタン防水

液状のウレタン樹脂を複数回重ね塗りします。液状のため下地の形状が複雑な場合にもよく馴染み継ぎ目のない防水層を形成可能です。

比較的安価で、別の防水材が下地にあっても施工が可能です。主な工法は、工期が早くすむ密着工法、すでに雨漏りがあり下地が水分を含んでいる時には通気緩衝工法を選択すると良いでしょう。

シート防水

塩化ビニールや合成ゴムのシートを貼って防水層を作る工法です。広い面積を一度に防水処理ができるため、マンションやアパートの屋上で採用される事が多いです。

耐久性もあり前回の防水工事の種類を問わないメリットがありますが、形状がシートのため、下地が平らでない場所など複雑な形状には不向きです。

FRP防水

FRPとは繊維強化プラスチックという素材で、ガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチックです。強度、耐久性、耐水性、成形性に優れ、身近なものだとバスタブに使用されていて軽く丈夫で防水性が高く、近年の戸建てのバルコニー床に多く採用されている施工です。

雨水の侵入を防ぎ、且つ高い強度をもつため、歩いたり荷物を置いたりするバルコニー床には最適な素材です。ただし、伸縮性が低いので地震や木造住宅の木材の伸縮でヒビが入ることがあります。

防水保護塗料(トップコート)工事

防水層の表面を保護するトップコートを塗布する工事です。主に以下の2種類の施工方法があります。

FRP防水トップコート

近年の戸建てバルコニー床の主流はFRP防水です。FRP自体はプラスチックですからそのままだと紫外線劣化を起こします。その為、表面を保護するトップコートを定期的に塗布し、防水層を守る必要があります。

その他のトップコート保護塗料

FRP以外の防水にも、適したトップコート塗料があり、劣化を防ぎ、防水層を守るためには定期的な塗布が必要です。

外壁塗装時にバルコニーの防水対策を行う際の注意点

バルコニーの防水対策を行う際には、以下の点に注意しましょう。

  • 工事前に床面の清掃や下地処理を徹底する
  • 防水層とトップコートの状態を正確に診断する
  • DIYで補修すると状態が悪化する可能性がある

詳しく解説します。

工事前に床面の清掃や下地処理を徹底する

工事前には、床面の清掃や下地処理を徹底しましょう。高圧洗浄による汚れの除去と下地補修が、バルコニーの防水性能を左右します。

下地の含水率や表面の平滑性、既存防水層との相性など、細かな要因にも注意を払う必要があります。下地処理の良し悪しが防水工事の成否を決定付けるため、十分な時間と手間をかけることが重要です。

防水層とトップコートの状態を正確に診断する

防水層とトップコートの状態を正確に把握するためにも、専門家による現場診断を行いましょう。防水層の状態に応じた最適な補修方法により、無駄な工事費用を削減できます。

打診検査や含水率測定など、科学的な調査方法を用いて劣化状況を把握することが重要です。診断結果に基づいて、部分補修か全面改修かを判断し、最適な工事計画を立案します。

DIYで補修すると状態が悪化する可能性がある

素人による補修は、防水性能を低下させる危険性があります。専門業者による施工で、確実な防水効果を得られます。

防水工事は、高度な技術と専門知識が必要な作業です。不適切な施工は雨漏りの原因となり、建物に重大な損傷を与える可能性があるため、必ず専門業者に依頼しましょう。

バルコニーの床は早めのメンテナンスで費用を抑えたトップコート塗布工事が可能

外壁塗装の際には、必ずバルコニー床も業者に見積りを頼みましょう。早めのメンテナンスは防水層からやり直す大掛かりな工事ではなく、費用を抑えた表面を保護するトップコート工事だけで済みます。

年1回程度の目視点検と清掃を実施し、小さな異常を見逃さないことが重要です。早期発見・早期対応により、防水層の寿命を延ばし、大規模修繕のサイクルを延長することができます。

塗装工事と防水工事は別のものですが、Studioテツではどちらの工事も対応可能です。住まいのメンテナンスを一度に行いたいとお考えの場合は、ぜひご相談ください。

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