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2024.05.15
外壁塗装の劣化症状に注意!補修が必要な劣化の原因や費用について解説
「外壁塗装が必要な劣化症状とは?」「外壁が劣化する原因は?」
家の外壁にひび割れや色あせ、チョーキングやカビが発生している場合、外壁塗装を検討しましょう。
家の外壁は、太陽光の紫外線や強い雨風によって年々劣化しています。劣化による外壁塗装・補修が必要かは素人目ではわかりにくいため、プロに依頼することが大切です。
本記事では、補修が必要な外壁塗装の劣化症状、またその原因について解説します。劣化した外壁の塗装・補修にかかる費用についてもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
補修が必要な外壁塗装の劣化症状
外壁塗装の劣化症状ですが、以下の劣化症状は特に補修が必要になります。家の外壁に以下の劣化が見られたら速やかに補修工事を検討しましょう。
- ひび割れ
- 色あせ(ツヤ引け・変色・退色)
- チョーキング
- カビや苔、藻の発生
それぞれ詳しく解説します。
劣化症状1:ひび割れ
外壁の表面に現れるひび割れは、建物の安全性や耐久性に関わる重要なサインです。外壁表面のひび割れは、塗料の劣化からくる乾燥や、モルタルの収縮や伸びなどから生じることが多いです。
ひび割れから雨水が侵入すると、鉄筋の錆やコンクリートの劣化を引き起こす可能性もあります。外壁の表面にひび割れを見つけた際には塗装もしくは補修を検討したほうがよいでしょうです。
劣化症状2:色あせ(ツヤ引け・変色・退色)
外壁の色褪せは、紫外線や大気中の汚染物質、酸性雨などによって発生する劣化症状です。特に、紫外線は塗料の有機成分を劣化させるため、外壁の色を変化させます。
ツヤ引けは塗料の表面が摩耗して光沢が失われる現象を指し、変色や退色は、原色からの色の変化や褪色を意味します。もし色あせの症状が現れた場合、外壁の保護機能が低下しているサインとなるため、塗装を検討するタイミングです。
劣化症状3:チョーキング
チョーキングは、外壁の塗膜が紫外線や酸性雨の影響で劣化し、表面が粉状になる現象を指します。塗料の主成分である樹脂の分解がチョーキングの主な原因です。
症状が進行すると、塗膜の密着性や防水性が低下し、外壁の保護機能が損なわれます。見つけた場合は早めの対策が必要で、定期的な塗り替えやメンテナンスで悪化を防ぐことは可能です。
劣化症状4:カビや苔、藻の発生
湿度が高い場所や通気性の悪い箇所では、カビや苔、藻が生えやすくなります。カビや苔、 藻はそれ自体に水分を含み、また、雨を正しく流すことができなくなりそこにさらに水が溜まってしまいます。常に水がある状態は塗膜にとってよくありません。
特に、カビは身体に悪影響を及ぼすことも知られているため、放置しておくと病気にかかりやすくなる恐れもあります。侵食を防ぐためには、外壁の清掃や通気性の改善、適切な塗料の選択などが必要です。
外壁が劣化する3つの原因
外壁塗装の劣化症状には上記で見てきたようにいくつか種類がありますが、その主な原因は以下の3つと考えられます。
外壁が劣化する3つの原因
- 太陽光の紫外線や熱
- 強い雨風
- 建物の寿命
それぞれ詳しく解説します。
原因1:太陽光の紫外線や熱
太陽光は、外壁に大きな影響を与える要因の一つです。
特に紫外線は、外壁の塗料や建材の劣化を早める主要な原因となります。紫外線は塗料の色褪せやツヤの喪失、さらには塗膜の劣化を引き起こすため、外壁は徐々に劣化してしまうのです。
また、太陽の熱は外壁の温度を上昇させます。外壁の温度が上昇すると建材が収縮・膨張を繰り返すため、ひび割れや剥がれなどの劣化現象を引き起こす確率が上がります。
原因2:強い雨風
強い雨風も外壁が劣化する要因と言えます。日本は四季があり、特に梅雨や台風の季節には強い雨風が吹き付けることが多いです。
強風により外壁に物が当たることで傷がついたり、雨水がひび割れや隙間から侵入する場合もあります。また、連日の雨により外壁が湿ったままの状態が続くと、カビや藻の発生の原因となるため注意が必要です。
原因3:建物の寿命
建物も時間とともに老化するため、建物の寿命も外壁劣化の要因です。
建物の構造や使用されている材料、施工方法や環境条件などによって、外壁の劣化の進行速度は異なります。例えば、海沿いの塩害や都市部の大気汚染など、特定の環境下では外壁の劣化が早まる可能性が高いです。
また、定期的な点検やメンテナンスを行うことで、劣化の進行を遅らせられます。しかし、一定の年数を超えると、大規模な補修や塗り替えが必要となるため注意が必要です。
外壁塗装の劣化症状を見つけたらプロに相談しよう
外壁の劣化症状の進行度合いは、素人の目では正確に判断することが難しいものです。特に、外見上の小さなひび割れや色褪せが、内部での大きな劣化を示唆している場合もあります。
そのため、外壁の状態や劣化の進行度を正確に知るためには、プロの意見を求めることが非常に重要です。プロの専門家を探す場合、塗装専門の会社「Studio テツ」に1度ご相談ください。
外壁の現状を詳しく診断し、今すぐ補修や塗り替えを行うべきか、まだ待機しても問題ないかを的確に判断します。お電話でのお問い合わせだけでなく、メールでのご相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
劣化した外壁塗装の補修にかかる費用
劣化した外壁塗装の補修にかかる費用は、以下の条件別で異なります。
- 部分的に補修を行う場合
- 外壁塗装を行う場合
それぞれ詳しく解説します。
部分的に補修を行う場合
劣化箇所が部分的である場合、全体の塗り替えを行うよりもコストを抑えることが可能です。下地によって金額は変わるものの、一般的な価格としてひび割れの補修には約2,000〜3,000円/mがかかります。
一方、塗膜がはがれている部分の補修には、4,000〜6,000円/mの費用が必要です。部分補修の場合、劣化の原因や補修箇所の状態をしっかりと診断し、適切な補修方法や材料を選択しましょう。
色の統一感を出すためにも、専門家の意見やアドバイスを取り入れながら適切な補修を行いましょう。
外壁塗装を行う場合
外壁塗装は外壁の美観を回復するだけでなく、新たな塗膜を塗ることで外壁を保護し、さらなる劣化を防ぐ効果があります。もし外壁塗装を業者に依頼する場合、80万円〜150万円ほどの費用が一般的にかかります。
ただし、外壁塗装の費用は使用する塗料の種類や塗装面積、施工業者によって異なるため注意が必要です。中には施工別で外部の業者に依頼をすることで、余計な仲介手数料がかかる場合があります。
一方、塗装専門の会社「Studio テツ」であれば、余計な仲介手数料はかかりません。お客様のニーズに合わせた最適な塗装方法や材料をご提案いたします。
外壁診断は知識と経験が重要になります。スタジオテツでは診断も実際の作業も社長が責任を持って行います。コストパフォーマンスの高い外壁塗装をご希望の場合はぜひご相談ください。
まとめ
補修が必要な外壁塗装の劣化症状が出た場合、早めに対処するのが得策です。外壁の劣化の進行度合いは、素人の目では正確に判断することが難しいため、プロに相談することを検討しましょう。
また、外壁塗装は相場があるものの、施工内容や施工塗料によって金額が大きく異なります。そのため、一度見積もりを出してもらい、どのような工事が必要なのかをしっかりと説明をしてもらうことが大切です。
スタジオテツでは社長本人が現場に行きお見積もりを取って、塗り替えまで一貫して行います。ムダな費用がかからないようご相談にも乗ります。
お電話でのお問い合わせだけでなく、メールでのご相談も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。