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2024.03.01

屋根塗装のメリットとは?湿気や雨漏り対策とタイミングについて解説

屋根塗装のメリットとは?湿気や雨漏り対策とタイミングについて解説

屋根にも塗装工事が必要なことは意外と知られていません。湿気や雨漏りに関係してくる重要なメンテナンスなのですが、外壁に比べて劣化状況が見えない屋根は、その必要性を感じることが少ないですよね。

今回は屋根塗装のメリットやおすすめのタイミングについて解説していきます。

目次

屋根塗装は住宅にとって「必要不可欠」

屋根塗装は住宅にとって「必要不可欠」

スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)と言われる、一般的に屋根に使われている材料は、セメントを主成分としている事から、それ自体には防水性がありません。塗料の膜、塗膜でしっかりコーティングする事で、初めて防水性が保たれる物になります。建物の1番上で紫外線や雨、風、飛来物から建物を守る屋根、その屋根材を守っているのが塗膜です。つまり屋根塗装を怠ってしまうと屋根の防水性が減り雨漏りなどの原因にもなるため定期的な屋根塗装は住宅にとって必要不可欠なのです。

屋根材は脆く劣化しやすい

以前の屋根材に比べると、現在使われている屋根材の方が脆く劣化が早いと言われています。その理由はアスベスト。アスベスト(石綿)は熱、摩擦、酸やアルカリにも強く建築資材に多く使われてたのですが、発ガン性が問題視され、現在では使われていません。

このアスベストは密着性が高く、素材同士をしっかりと密着させる「つなぎ」の役割がありました。しかし、屋根材もノンアスベストになった事で、密着性が劣り脆くなり、割れ、欠け、剥がれが起こりやすくなっているのです。

屋根塗装をしないと考えられるリスク

湿気が発生しやすくなり住宅の劣化が進む

スレートなどの屋根材はセメントを主成分としている事から、それ自体には防水性がありません。塗料の膜で、しっかりコーティングして初めて防水できる素材です。その塗膜が劣化することで、雨が染み込み、屋根材が湿気を持つようになります。その湿気は徐々に、屋根の下地へ、屋根裏へ、室内へと広がり住宅全体の劣化へと繋がっていきます。

雨漏りが起きる

屋根の構造は屋根材のその下に防水シート(ルーフィング)が貼ってあり、さらにその下が木の板(野地板)となっています。そのため、屋根材の劣化が即雨漏りに繋がるわけではありません。

屋根材の塗膜が劣化し、防水性がなくなると水を含んで膨張します。晴れて乾くと収縮します。この繰り返しで、割れや反りが出て来ます。固定してある部分が緩み、屋根材が落ちてしまう事もあり、防水シートが保護されてない状態になるため、結果として雨漏りに繋がっていきます。

また、湿気を持った屋根材にはカビや苔が生えて、降った雨の流れを悪くすることがあります。雨漏りを防止するには、雨水を正しく逃すことが大事です。

定期的なメンテナンスで、カビや汚れを取り除き、破損を直し、雨水の流れを正常にすることが雨漏り対策でとても重要です。

プラスの工事が必要になる

屋根材自体の劣化が進むと、塗膜でカバーする塗装工事では対応できなくなり、屋根材の張り替えが必要になります。下地にまで水が染み込んでいる場合には、防水シートの交換、さらには屋根の葺き替えが必要になり、大きな費用がかかります。

屋根塗装で得られるメリットとは

屋根塗装で得られるメリットとは

下地を保護し建物の寿命を延ばす事ができる

塗装はお家の防水工事です。1番外側にある屋根材を、塗膜でしっかり防水する事で、下地への水の侵入を防ぎます

下地部分へ水が浸透してしまった場合、水は下へ下へと広がって行き、柱や壁、建物の内部へと影響が出てしまいます。屋根をしっかり防水する事で建物全体の寿命を延ばす事に繋がります。

湿気を防ぎ、カビやシロアリから建物を守る事ができる

塗膜を機能させる事で、屋根が水を含む事を防ぎます。屋根が水を含むと、下地や、屋根裏、柱などの木材も湿気をもち、建物全体がカビの発生しやすい状態になります。木材の腐食にも繋がり、シロアリが好む環境になりますので、絶対に防ぎたいですよね。

屋根の表面も塗り替えで撥水性が上がるので、水が下に落ちやすくなり、カビや苔が防げます。

住まいの資産価値を守る事ができる

定期的にメンテナンスしているお住まいと、していないお住まいでは、見た目もそうですが明らかに、性能が変わってきます。

どこかで浸水があれば、カビの発生、湿気、また結露が多いなど様々な影響が出てきます。

外観の綺麗さ、室内の快適さなど、お住まいの資産価値を塗装でしっかり守りましょう。

屋根塗装のおすすめのタイミング

屋根塗装のおすすめのタイミング

スレート屋根は7〜10年が目安

紫外線による色褪せは、塗料が劣化し、塗膜の効果が薄れる事でおきる現象なので、その防水性も保たれていないと考えられます。色褪せが見えたら、塗装を検討しましょう。

防水性が落ちると、屋根材は水分を含んで膨張、乾燥で収縮を繰り返し、固定されている部分に緩みが生じたり、反りが出てくる事もあります。建物の立地条件に大きく左右されますので、早めに点検すると良いでしょう。

トタン屋根は少しでもサビが出始める前

トタン屋根の表面も塗膜で保護されています。塗膜が劣化すると、傷がつきやすくなり、防水性も失われ、サビの原因となります。サビは、一気に広がる性質があるため、劣化がどんどん進んでしまいます。その為、サビが出る前に点検することが大切です。

外壁塗装と一緒にするのがおすすめ

外壁も10年を目安に塗装することが一般的とされていますので、同じタイミングでどちらもプロに点検してもらうと良いでしょう。

外壁と屋根の塗装を一緒にするのは、費用が大きくなるので避けたいと考える方もいるかもしれませんが、どちらの工事にも足場を設置する必要がある為、同時に施工する事でそれぞれの足場費用を1回にまとめる事ができ、大きな費用削減になります。

屋根塗装は建物の寿命を左右する大切なメンテナンスなのでプロに相談しよう

屋根塗装は建物の寿命を左右する大切なメンテナンスなのでプロに相談しよう

屋根を1番外側で守っているのは塗料の膜、塗膜です。それが劣化することで湿気や雨漏りが発生し、建物全体の傷みに繋がります。定期的な塗装には建物の寿命を延ばし、性能を守り、快適に過ごすことができる大きなメリットがあります。

ただし、屋根は劣化の状況が見えない場所です。自分で屋根に登って確認するのはとても危険です。外壁に傷みが見られる場合、紫外線の影響をより受けている屋根も劣化が進んでいると考えて間違いはありません。

スタジオテツは屋根塗装だけでなく、状況に応じて葺き替え工事まで対応しています。実際に屋根に登って調査すると、屋根材が一部無くなっていたり、割れていたりする事がありますが、その場合でも対応できますので、ご相談ください。

見えない部分なので、何社かに相談してから決めるとより安心して塗装工事に入れるのでおすすめです。

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