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2024.07.08
外壁塗装のローンは銀行で組める?ローンのメリット・デメリットを解説
外壁塗装の費用は、面積にもよりますが数十万円〜200万円ほど費用がかかります。資金が十分にない場合は、ローンを利用することが可能です。
この記事では、外壁塗装工事にローンを利用する場合のメリットや注意点について解説します。
外壁塗装でローンを組むことは可能
外壁塗装の工事費用の支払いは、工事の後に一括で現金で支払うか、前もって一部支払い、工事後に残金を支払うのが一般的です。
ローンを利用できないと思っている方もいますが、銀行や信販会社で審査に通れば外壁塗装工事にローンは利用することが可能です。
外壁塗装でローンを組むメリット
外壁塗装工事でローンを組む場合の、以下のメリットについて解説します。
- 資金が不十分でも外壁塗装工事ができる
- 劣化が進む前に工事を行える
- グレードの高い塗料を選べる
資金が不十分でも外壁塗装工事ができる
1つ目のメリットは、ローンを利用することで、資金が十分に貯まっていなくても外壁塗装工事を開始できるという点です。
資金が貯まるまで待つ必要がなく、外壁の傷みを早期に回復できるので、見栄えの悪さに我慢する必要がなくなります。
劣化が進む前に工事を行える
メリット2つ目は、外壁の劣化が進む前に外壁塗装工事を行えるという点です。
資金がなくて外壁塗装を行わないでいると、劣化が進み、補修の費用がかかるなどして最終的に工事費用が高額になる可能性があります。早期に外壁塗装を行っておくことで、結果的に工事費用の総額を抑えることにつながります。
グレードの高い塗料を選べる
3つ目のメリットは、ローンによって塗料の選択肢が増え、グレードの高い塗料も選べるようになるという点です。
高性能、高機能なグレードの高い塗料はその分費用も高くなりますが、ローンを利用することでそういった塗料も選びやすくなります。グレードの高い塗料は耐用年数も長いため、長期的に見て工事費用を抑えられる場合もあります。
外壁塗装でローンを組むデメリット
外壁塗装のローンには以下のようなデメリットもあります。ローンを組む際は、デメリットも把握して慎重に検討するようにしましょう。
- 金利が発生する
- 審査のための手続きが必要になる
- 現実的な返済計画を立てる必要がある
金利が発生する
ローンには金利が発生します。外壁塗装工事の一般的な金利は2〜3%です。現金一括払いよりも支払う総額が高くなる点を考慮しておきましょう。
返済期間が長くなればなるほど金利の総額も高くなるため、返済計画を立てる際にも注意が必要です。
審査のための手続きが必要になる
ローンを利用するためには審査が必要となるため、必要書類を揃えたり申し込んだりする手間がかかります。
審査のための期間も必要となるため、すぐに外壁塗装の工事を開始できない場合もあります。また、審査の結果ローンが受けられない可能性も考慮しておきましょう。
現実的な返済計画を立てる必要がある
ローンを利用する際は、現実的な返済計画を立てることが重要です。
ローンが利用できるからといって、支払い能力や収入以上の高額なローンを組んでしまうと、数年間生活が苦しくなる可能性があります。
また、今は支払い能力に問題がなくても、今後家計の状況が変わるかもしれない可能性も考慮に入れた上で返済計画を立てることが重要です。
外壁塗装ローンの返済シミュレーション
ローンでの借り入れが100万円、返済期間が3年、5年、10年の場合の返済シミュレーションを記載します。なお、金利は3%で計算しています。
(元利均等方式を想定しています。また、手数料は含んでいません)
返済期間(回数) | 利息総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
3年(36回) | 46,904円 | 29,081円 |
5年(60回) | 78,090円 | 17,968円 |
10年(120回) | 158,655円 | 9,656円 |
外壁塗装に利用できるローン
外壁塗装に利用できるローンには、大きく分けて銀行のローンと信販会社のローンとがあります。
それぞれの特徴について解説します。
銀行のローン
銀行のローンは、信販会社のローンに比べて金利が低めな傾向があり、1%程度のところもあります。ただし、金利が低めなのは有担保ローンで、審査に時間がかかったり条件が厳しかったりする傾向にある点に注意が必要です。
無担保ローンは審査に比較的通りやすい傾向にありますが、金利は3%〜18%程度になることもあります。
信販会社のローン
信販会社のローンは、銀行のローンより金利が高めですが、比較的審査に通りやすく手続きもスムーズに進む傾向にあります。
ただし、申し込む時期や、借入金額によって金利が変更する場合がある点に注意が必要です。複数の信販会社で金利や返済プランを比較検討してみるのがおすすめです。
外壁塗装でローンを組む際の注意点
外壁塗装工事でローンを組む際に注意したい、以下のポイントについて解説します。
- 金利の分だけ現金払いよりも高くなる
- 審査に落ちる可能性がある
- 自治体の補助金・助成金も検討する
金利の分だけ現金払いよりも高くなる
ローンは金利が発生するため、現金払いよりも支払い総額が高くなる点に注意が必要です。金利の分も含めて返済計画を立てる必要があります。
審査に落ちる可能性がある
ローンに申し込んだからといって、必ずしも借りられるわけではないという点にも注意が必要です。
他にローンや借金を抱えていたり、収入に対して借入金額が高すぎると審査に落ちる可能性があります。ローンが借りられなかった場合の選択肢も用意しておきましょう。
自治体の補助金・助成金も検討する
自治体が外壁塗装のリフォームに対して補助金や助成金を出していることもあるため、役所に相談してみるのも1つの方法です。
補助金や助成金は返済が不要ですが、審査のための書類や手続きが必要です。必要書類や手続きの方法、期間についても事前に調べておきましょう。
まとめ
外壁塗装工事を行う際に資金が心配な場合は、銀行や信販会社のローンを利用することができます。
ローンによって早期に工事を行えたり、塗料の選択肢が広がったりするというメリットがあります。ただし、審査に落ちる可能性がある、現実的な返済計画を立てる必要があるといった点も考慮することが重要です。
Studioテツは、千葉県にある塗装店です。外壁塗装や屋根塗装、玄関ドアの塗装、屋上の防水工事などの実績があります。千葉近郊で外壁塗装工事をご検討の際は、ぜひお気軽にStudioテツにお問い合わせください。