コラム
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2024.09.18
外壁塗装では物置を移動すべき?事前にやっておくことをまとめて確認
「外壁塗装を行う際には物置を移動すべき?」「外壁塗装の前に物置を安全に移動させる方法は?」
外壁塗装を行う際、物置が外壁に接していたり足場仮設の妨げになる場所に置いている場合は移動が必要です。重くて大きい物置の移動はご自身では大変なので、塗装業者に移動を依頼できる場合もあります。ただし安全に移動するために、中身の整理はご自身でしておきましょう。
本記事では、外壁塗装で物置を移動した方がいいケースやタイミング、安全に移動させるために事前に確認したい注意点などをご紹介いたします。外壁塗装前にすべきこともまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装で物置を移動した方がいいケース
外壁塗装を行う際、物置の位置や状態によっては移動が必要となるケースがあります。
- 外壁に物置が接している
- 足場仮設の妨げになる場所に物置がある
それぞれ詳しく解説します。
外壁に物置が接している
物置が外壁に密接して設置されている場合、置いている部分の塗装が均一に行えません。
外壁塗装を行う場合、家と物置の距離が20〜30cmほど空いているのが理想です。また、物置の裏側の外壁は劣化している可能性があるため、移動して塗装することで長持ちさせられます。
足場仮設の妨げになる場所に物置がある
外壁塗装の足場設置エリアに物置が存在すると、様々なトラブルを引き起こす可能性が高いです。例えば、物置が足場の設置スペースを占有していると、足場の安定性が損なわれ、作業者の安全が確保できなくなります。
また、足場の設置や解体時に物置が接触すれば、物置自体が傷つき収納されている物が破損してしまう恐れもあります。リスクを避けるためにも、物置は足場の設置エリアから適切な距離に移動させましょう。
ご自身の物置を移動させるべきかどうかは、事前に塗装業者との打ち合わせで確認しておくと安心です。
いつ、誰が物置を移動する?
物置の移動は、足場を設置する前までに行います。
ご自身で移動させる場合は、足場仮設当日の作業が遅延しないよう前日までに行います。
塗装業者に依頼する場合は、当日の作業の遅延や追加のコストが発生することもあるので事前の打ち合わせでしっかり相談しておきましょう。
移動を依頼する場合でも、物置の中身の整理と不用品の処分はご自身で行っておくと当日の作業がスムーズです。
外壁塗装で物置を安全に移動させる3つのポイント
外壁塗装の前に物置を移動させる際には、以下のポイントをおさえましょう。
- 固定金具は事前に外しておく
- 物置が傾かないように移動させる
- 複数人で移動させる
それぞれ詳しく解説します。
固定金具は事前に外しておく
物置はしばしば安全性を保つために地面や壁に固定金具で固定されています。金具で固定されたままだと移動ができないので、事前に外しておきましょう。
固定していたことを忘れて無理やり移動してしまうと、物置の損傷や変形の原因となります。物置によっては設置業者に依頼しないと外せない場合もあるため、事前に確認を済ませておきましょう。
物置が傾かないように移動させる
物置の移動は、大きさや重さによっては難易度が高くなる場合があります。特に、物置が傾いた状態で移動すると以下のような危険があるため注意しましょう。
- 扉の開閉が困難になる
- 収納されているものが破損する
- 物置自体の変形や損傷が生じる
地面が平坦であることを確認し、物置が傾かないように注意深く移動させます。また、滑り止めマットや移動用の台車を使用することで、安全かつ効率的に移動できます。
複数人で移動させる
物置の大きさや中に収納されている物の重量によっては、一人での移動が困難な場合があります。そのため、物置の移動は重量や大きさを考慮して、複数人で行いましょう。
複数人で連携を取りながら作業を進めることで、中身の破損などの心配も少なく効率的に移動できます。
注意点は、原則として外壁塗装業者は塗装以外の作業は行いません。そのため、移動する際には親族や友人にお願いするか、事前に業者に相談するようにしましょう。
物置の移動以外に外壁塗装前にすべきこと
外壁塗装を行う前には、物置の中身の整理と移動以外にも以下の内容を事前に済ませておきましょう。
- 外壁沿いにある物の整理整頓
- 自家用車の停車位置を確認
- 業者との打ち合わせ
それぞれ詳しく解説します。
外壁沿いにある物の整理整頓
外壁塗装を行う前には、家の周辺にある物の整理整頓が不可欠です。外壁沿いに置かれている物は、塗装作業の障害となる可能性があります。
もし以下に当てはまるものが家の周辺にある場合、早めに片付けましょう。
- 植木鉢
- 自転車
- ガーデンファニチャー(テーブル、椅子など)
- ガーデンツール(鋤、ホース、散水機など)
- ゴミ箱やリサイクルボックス
- 物干し竿
- 子供のおもちゃやペットのアイテム
上記の物を片付けておくことで、作業がスムーズに進み、物の破損や塗料の飛び散りによる汚れも防げます。
自家用車の停車位置を確認
外壁塗装の際、自家用車の停車位置も考慮する必要があります。車を外壁近くに停めていると、塗装作業中に飛び散る塗料のせいで汚れる可能性も。
塗料が車に飛ぶというトラブルを避けるため、作業エリアから離れた場所に車を移動させましょう。また、足場の設置や材料の搬入出の際に車の移動をお願いする可能性もあります。
そのため、業者との打ち合わせを通じて停車位置を確認しておくことが大切です。
業者との打ち合わせ
外壁塗装を成功させるためにも、依頼する業者との事前打ち合わせは欠かせません。特に以下の内容は細かいところまでしっかり確認し、予期せぬトラブルを避けましょう。
- 作業スケジュール
- 見積もり金額
- 使用する塗料の種類
- 塗装方法
- 保証や診断書の有無など
また、自身の希望や要望を業者にはっきりと伝えることも大切です。事前に理想を伝えておくことで、思い描いた理想的な外壁に仕上げましょう!
打ち合わせを疎かにしてしまうと、思った仕上がりにならなかったり予定がずれる恐れもあるため要注意です。
外壁塗装と一緒に物置の塗装も検討する
外壁塗装を行う際には、物置の塗装も一緒に検討しましょう。物置も日々の風雨や紫外線にさらされており、時間とともに色あせや劣化が進行します。
塗装を行えば物置自体の寿命を延ばせます。さらに、外壁の色や材質に合わせた塗料で物置の塗装を行えば、家全体のデザインを一貫させることができます。
DIYでは思ったように仕上がらないため、業者に依頼することを検討しましょう。
まとめ
外壁塗装を行う場合、物置が外壁に接していたり足場仮設の妨げになる場所に置いていると移動が必要な場合もあります。そのため、早めに物置の中身を整理して、移動する場所やタイミングを業者と相談しましょう。中には塗装作業以外はやらないという業者もいるので、早めに打ち合わせをすませておきましょう。
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