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2024.04.26
家の外壁の汚れ落としをする方法|汚れの原因や掃除の注意点を解説
経年劣化や風雨の影響で、家の外壁は徐々に汚れてきます。汚れを放置していると汚れがこびりついて落としにくくなるうえ、外壁の破損にもつながるため、定期的に汚れを落とすことが重要です。
この記事では、家の外壁が汚れる原因や、汚れを落とす方法、掃除の際の注意点について解説します。
家の外壁の汚れを放置するとどうなる?
新築のときはきれいな外観も、年月が経つとホコリやカビ、経年劣化などで汚れが生じます。
家の外壁の汚れを放置しておくと外観が損なわれてしまうため、掃除をしてきれいに保つようにしましょう。また、長く放置して汚れがこびりついてしまうと落とすのが大変になるので、早めに外壁の掃除をすることが重要です。
外壁の汚れの放置は、家の寿命を縮める原因にもなります。汚れによって外壁の劣化が進むと防水効果や撥水効果が失われ、塗装のひび割れや剥がれの原因となります。そこから水が入り込んで雨漏りや腐食が起きる可能性もあるので、定期的な汚れ落としが必要です。
家の外壁が汚れる原因
家の外壁は、主に以下のような要因で汚れが生じます。
- ホコリ
- 排気ガス
- カビ、コケ
- 雨だれ
- サビ
- 鳥のフン
- 塗料の劣化
家の外壁は常に風雨にさらされているため、ホコリや排気ガス、カビ、雨だれなどの影響でだんだんと汚れてきます。また、塗料にも耐用年数があり、紫外線とともに劣化するのが通常です。
見た目が損なわれたり、撥水、防水効果が弱まったりするため、定期的な塗り替えが必要です。
家の外壁の汚れ落としをする方法
家の外壁の汚れを自分で落とす、以下の方法について解説します。
- スポンジやブラシを使う
- 高圧洗浄機を使う
- 業者に依頼する
スポンジやブラシを使う
ある程度の汚れであれば、スポンジやブラシを使って汚れを落とすことができます。ただし、固いスポンジを使ってしまうと外壁の塗装を傷つけるため、柔らかいもので洗うようにしましょう。洗車用のスポンジを使用するのがおすすめです。
軽い汚れであれば、ホースで水をかけるだけでもある程度落とすことができます。洗剤を使う場合は、中性洗剤を水で10倍ほど薄めて使い、洗ったあとはホースで水をかけておきましょう。
高圧洗浄機を使う
手作業で落とせない汚れがある場合は、家庭用の高圧洗浄機を使います。高圧洗浄機は、高圧で水を勢いよく噴射し汚れを落とす洗浄機で、スポンジで落とせない汚れも落としやすくなります。
ただし、圧力が高すぎると外壁を傷つける可能性があるため注意が必要です。また、水が飛び散るので、近隣の迷惑にならないよう注意しましょう。換気扇や窓を保護するため、高圧洗浄機を使う前に養生しておくのがおすすめです。
業者に依頼する
手作業や高圧洗浄機で汚れが落ちない場合は、業者に依頼するのも1つの方法です。特に高所の汚れを落とす作業は危険をともなうため、無理せず業者に依頼するのがおすすめです。
汚れを掃除してもまたすぐ汚れたり、ひび割れや剥がれといった劣化が見られる場合は、塗膜そのものが劣化している可能性があるため、再塗装を検討しましょう。
関連記事:外壁塗装をする頻度は?メリットや費用相場も詳しく解説
家の外壁の汚れ落としを自分でする際の注意点
家の外壁の汚れを自分で落とす際に注意したい、以下のポイントについて解説します。
- 研磨剤を使わない
- 風のない天気の良い日に行う
- 目地やコーティングを傷めないようにする
- 高所の作業は転落に注意する
研磨剤を使わない
1つ目のポイントは、汚れを落とす際に研磨剤を使わないようにすることです。
研磨剤を使うと塗料を傷つけてしまい、剥がれの原因になるため使わないようにしましょう。
風のない天気の良い日に行う
2つ目のポイントは、外壁の掃除を行う際は風のない天気の良い日を選ぶことです。
雨が降っていると、掃除の際にかけた水がなかなか乾かず汚れが付着しやすくなります。また、風の日も汚れが付着しやすいため、雨風のない晴れた日に行うのがおすすめです。
目地やコーティングを傷めないようにする
ポイント3つ目は、外壁の目地やコーティングを傷めないよう、力を入れすぎず優しく掃除することです。
目地とは、タイル同士の境目の隙間のことです。この部分は強く擦ると傷んでしまうため、優しく擦って汚れを落とすようにしましょう。
高所の作業は転落に注意する
4つ目は、高所の作業をする際は十分に注意するという点です。
高い場所の汚れを落とす場合は、転倒や落下にくれぐれも注意しましょう。無理せず業者に依頼するのも1つの方法です。
まとめ:外壁のメンテナンスとしての再塗装
家の外壁に汚れがこびりつくと、汚れが落としにくくなるうえ外壁のひび割れや剥がれにもつながるため、定期的に掃除をすることが重要です。高所での作業には十分に注意して、自分で汚れを落とすのが難しい場合は業者に依頼するようにしましょう。
汚れを掃除していても、塗料の耐用年数によっては数年から10年程度で外壁が劣化してきます。外壁のメンテナンスとして、再塗装を検討することも重要です。
Studioテツは、千葉県にある塗装店です。千葉近郊で外壁や屋根の塗装をお考えの場合は、ぜひStudioテツにお気軽にご相談ください。