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Column
2024.04.30
外壁塗装に適した気温・湿度・季節を解説
外壁塗装の施工を行う際は、施工当日の気温や湿度が重要な要素となります。外壁塗装に適していない気候で施工を行うと、外壁の汚れや破損の原因となるため注意が必要です。
この記事では、外壁塗装を行うのに適した気温や湿度、季節について解説します。外壁塗装に適さない気候で施工を行うことのデメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装に適した気温と湿度
外壁塗装を行うのに適している気候は、気温5℃以上、湿度85%以下とされています。気温や湿度が外壁塗装に及ぼす影響について解説します。
外壁塗装に適した気候は気温5℃以上、湿度85%以下
一般的に、外壁塗装に適した気候は気温が5℃以上、湿度85%以下と言われています。
気温が低すぎたり湿度が高すぎたりすると、汚れや色むら、ひび割れなどの原因になってしまいます。また、気候が過酷になると職人の体力的に厳しくなるので、施工が難しくなるでしょう。
外壁塗装は、ほどよい気候で湿度の高くない日に行うのが理想です。
外壁塗装に適さない気候
酷寒や酷暑、雨の日や風が強い日は外壁塗装には不向きです。
気温5℃以下だと、塗料が乾くのに時間がかかるため埃や水滴がつきやすくなってしまいます。また、寒さで結露して濡れてしまう可能性もあります。
湿度が85%以上の場合も、塗料が乾くのに時間がかかってしまい塗装中に汚れる可能性があるため、外壁塗装には不向きです。
雨や風がある日も外壁塗装には適していません。雨が降っている日は外壁に水滴がつきやすくなったり、強風の日は塗装にホコリがつきやすくなります。また、真夏の酷暑も熱中症対策の観点から塗装工事ができない場合があります。
外壁塗装に適さない気候で施工をしてはいけない理由
外壁塗装に適さない気候で施工をすると、以下のデメリットが生じる可能性があります。
- 汚れが付着しやすくなる
- 艶が消えてしまう
- ひび割れの原因になる
汚れが付着しやすくなる
外壁塗装に適さない気候で塗装を行うと、汚れが付着しやすくなります。
気温が低すぎる日や、湿度が高すぎる日に外壁塗装をすると、塗料が乾くのに時間がかかり、ホコリなどの汚れが付着しやすくなるため注意が必要です。
また、気温が低すぎて結露が起きると、水分が乾いた後が残って細かい凹凸となり、仕上がりの見た目が損なわれてしまいます。
艶が消えてしまう
外壁塗装をしたあとは、艶のあるきれいな状態で生活をスタートさせたいですよね。しかし、外壁塗装に不向きな気候で塗装を行うと、艶が消えてしまう可能性があるため注意が必要です。
結露が起きる、湿度が高くなる、雨が降るなどして乾燥途中の塗料に水滴が付着すると、外壁塗装の表面に細かい凹凸ができ、光の反射が減って艶が消えてしまいます。これを艶引けと呼びます。
結露が起きるような気温や、極端に湿度が高い日などは避けるのがおすすめです。
ひび割れの原因になる
外壁塗装に適さない気候で塗装を行うと、汚れだけでなく破損の原因にもなります。
結露が起きたり、極端に気温の高い日などに外壁塗装をすると、塗装のひび割れができたり、塗膜に小さな泡が発生したりする場合があります。仕上がりの見た目に影響するだけでなく、塗装が剥がれやすくなってしまうため、天候が悪い日は避けるのがおすすめです。
外壁塗装に適した気候になりやすい時期
外壁塗装には気温5℃以上、湿度85%以下が適していますが、さらに10℃〜30℃、湿度75%以下が最適とされています。春や秋は気温の上がりすぎや下がりすぎといった心配が少ないため、外壁塗装に適していると言えるでしょう。
ただし、6月になると梅雨入りして雨が多くなるのと、秋は台風が多くなることがあるので注意が必要です。また、人気の時期のため料金が高くなる場合もあります。
しかし、夏や冬でも気温や湿度、地域によって天候が異なるため、必ずしも外壁塗装ができないというわけではありません。職人のスキルによっては夏や冬でも可能な場合もあるため、まずは業者と相談して日程調整を行うのが重要です。
関連記事:家の外壁を塗装するのに適した時期は?塗装のポイントを解説
まとめ
外壁塗装を行うのに適しているとされる気候は、気温5℃以上、湿度85%以下とされています。さらに気温10℃〜30℃、湿度75%以下が理想的な環境です。
外壁塗装を行う場合は天候に注意しながら、施工会社とよく相談して日程や時期を決めるのがおすすめです。
Studioテツは千葉県にある塗装店で、千葉県での施工実績が多数あります。千葉近郊で外壁塗装や屋根塗装をお考えの場合は、ぜひお気軽にStudioテツにご相談ください。