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2025.02.14

ベランダの防水塗装について|塗り替えが必要な時期や費用相場を解説

ベランダの防水塗装について|塗り替えが必要な時期や費用相場を解説

「ベランダが色褪せしてきたけれど、塗り替えをするべき?」
「外壁と同じようにベランダも塗り替えをするべき?」

ベランダは常に風雨にさらされているため、外壁と同じように年月が経つにつれて防水塗装が劣化します。放置していると建物の内部に水分が侵食して傷みの原因にもなるため、定期的な塗装の塗り替えが必要です。

この記事では、ベランダの塗り替えを検討すべき症状や時期について紹介します。具体的な費用相場などについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそも防水塗装はどんな塗装?

ベランダの防水塗装のイメージ

防水塗装とは、建物や住宅の屋根やベランダなど、雨水が溜まりやすい場所に施す塗装のことです。

防水塗装は、雨水が建物内部に侵入するのを防ぎ、建物の寿命を延ばすために重要な役割を果たします。特に、ベランダやバルコニーは、雨水が直接当たりやすく、防水対策が欠かせません。

ベランダやバルコニーのメンテナンスを怠ると、雨漏りに繋がってしまう可能性があります。ベランダやバルコニーは、陸屋根(水平もしくは勾配の少ない屋根)と同様に、防水工事が必要な場所です。

ベランダ防水の仕組み

ベランダの防水塗装は、塗膜防水という方法が一般的です。

塗膜防水は、液体状の防水材料を複数回塗り重ね、乾燥させることで、防水性の高い塗膜を実現します。これにより、ベランダの床面を雨水から守り、建物内部への浸水を防ぎます。

ベランダは、建物や住宅に平面の屋根部分がある場所とおなじように、防水工事が必要です。ベランダ防水は、建物を雨水から守るために重要な役割を果たします。

ベランダの防水塗装を検討すべき症状

防水塗装を検討すべきベランダの状態の参考画像

ベランダの塗り替え時期の目安は10年に1度程度です。ただし、塗装の剥がれやひびといった症状が起きている場合は、年数に関係なく塗り替えを検討することをおすすめします。

具体的には、以下のような症状が塗り替えの目安になります。

  • 塗装の剥がれや浮きが生じている
  • 塗装がひび割れている
  • 表面が色あせてきた
  • 水が溜まりやすくなった
  • 植物や藻が生えるようになった

それぞれの症状について、具体的に確認していきましょう。

塗装の剥がれや浮きが生じている

ベランダの塗装が剥がれていたり、浮き上がったりしている場合は塗装の塗り替えを検討しましょう。

塗膜の内側から発生した水蒸気によって、塗装が浮き上がってきて膨れる、剥がれるといった症状が発生します。トップコートのみの症状なのか、防水層が劣化しているのか判断する必要があるため、業者に相談してみましょう。

塗装がひび割れている

塗装がひび割れている場合も、業者に相談して塗り替えを検討する必要があります。

0.3mm程度の浅いひび割れなら対処が不要な場合もありますが、ひびが深く防水層に達している場合は再度防水工事が必要です。放置していると雨漏りの原因となるため、放置せず早めに相談することをおすすめします。

表面が色あせてきた

塗装の表面が色あせてきたら、塗り替え検討のサインです。

ベランダは風雨にさらされているため、年月が経過するにつれ塗料が劣化して色褪せてきます。色褪せが生じている場合、トップコートが剥がれてきていると考えられるため、塗り替えを検討しましょう。

色褪せだけでなく、サビが生じている場合も同様に塗り替えの検討が必要です。

水が溜まりやすくなった

雨のあとなどにベランダに水が溜まりやすくなっている場合も、塗り替えが必要になることがあります。

ベランダに水が溜まりやすくなっている原因として、排水溝のつまりが考えられます。ただし排水口だけでなく、塗装が劣化している場合も水が溜まりやすくなります。

塗装が劣化し防水機能が低下すると水捌けが悪くなり、排水溝へと流れにくくなり水が溜まりやすくなることがあります。業者に相談して、塗り替えを検討してみましょう。

植物や藻が生えるようになった

ベランダに植物や藻が生えるようになったら、防水機能が低下しているサインです。

コケや藻の共通点は、湿度が高いところに発生しやすいことです。ベランダの防水性が落ちていると、雨が降ったあとに水分が残りやすくなり、結果として植物や藻が生えることがあります。

ベランダに植物や藻が生えていると、防水層を突き破ってしまい、雨漏りが起きてしまう可能性もあります。特に、日当たりの悪い家は外壁表面が乾燥しにくく、湿度が高くなりコケが繁殖しやすいので注意が必要です。

ベランダ防水の種類と特徴

ベランダ防水のイメージ

ベランダ防水には、主にFRP防水とウレタン防水、シート防水といった工法があります。

それぞれの工法の特徴と、メリット・デメリットについて解説します。

FRP防水

FRPとは、繊維強化プラスチックのことです。FRP防水は軽量で強度があり、10年程度持つのが特徴です。乾くのが早いため、工期も1日〜2日程度で済むというメリットもあります。

ただし、紫外線に弱いという点がデメリットです。

ウレタン防水

ウレタン防水は、ウレタン樹脂を塗布して防水効果をもたせる工法です。こちらも10年ほど持ち、工期は7日程度が目安です。比較的安価であるというメリットもあります。

ただし、硬化すると柔軟性が落ちるため、ひび割れやすくなります。また、紫外線に弱いというデメリットがあります。

シート防水

シート防水は、塩化ビニルや合成ゴムでできたシートをベランダに貼り付ける工法です。広い範囲を一度に工事ができる、摩擦や紫外線に強いといったメリットがあります。

ただし特別な技術が必要となるため、費用が高くなる可能性があります。また、凹凸のある部分には使用できないという点もデメリットです。

ベランダの防水塗装の費用相場

ベランダ塗装の見積イメージ

ベランダの防水塗装は、一般的なベランダの広さである4m2程度の場合、数万円〜15万円程度が目安です。

ただしベランダの状態や工事の規模、塗り替えの行う面積によっては30万円程度になる可能性もあります。

部分的な補修や、トップコートの塗り替えだけであれば費用は抑えられますが、全体的な塗り替えや本格的な防水工事となるとその分費用が高くなります。劣化が進む前に、早めに業者に相談するのがおすすめです。

ベランダの防水塗装の費用が高くなるケース

ベランダの防水塗装の費用は、ベランダの劣化や下地の状態によって高くなる場合があります。劣化が進行している場合は、補修費用や下地処理費用が追加でかかることがあります。

また、ベランダの広さや形状、防水工法の種類によっても費用は変動します。

ベランダの防水塗装してもらうときの注意点

ベランダの防水塗装してもらうときの注意のイメージ

ベランダの防水塗装を依頼する際は、以下の点に注意しましょう。

  • ベランダ防水の耐用年数を確認しておく
  • 費用相場が適切かをチェックする
  • ほかの工事もあわせて依頼する必要はないか確認しておく

ベランダの防水塗装の耐用年数は、使用する塗料や工法によって異なります。また、ベランダの材質によっても塗料が変わるので、事前に業者に確認しておきましょう。

また、複数の業者から見積もりを取り、費用相場を把握することが大切です。相場よりも極端に安い場合や高い場合は注意が必要です。

そのほかにも、施工費用を全体的にお得にする方法として、他の工事と合わせて依頼する方法があります。足場代などを節約できる場合があるので、ベランダ以外に劣化している場所はないか調べておきましょう。

ベランダの塗り替えは自分でできる?

ベランダの塗り替え費用を抑えるために、DIYをするという方法もあります。

トップコートだけであれば自分でできる場合もあります。ただし、塗装が不十分ですぐに劣化してしまう可能性がある点に注意が必要です。

また、下地である防水層の処置は難しいため、業者に依頼するのがおすすめです。その他、劣化がひどい場合や、築10年以上経過している場合も業者に依頼するようにしましょう。

ベランダの塗り替えを業者に依頼する際のポイント

ベランダの写真

ベランダの塗り替えを業者に依頼する際は、防水専門の職人がいるか確認することが重要です。

外壁塗装と防水塗装は技術が異なります。防水専門の職人が施工を行ってくれる塗装店を選ぶようにしましょう。

また、自社施工の業者に依頼することで費用を抑えられます。

下請けに施工を依頼している会社に依頼した場合、手数料や仲介料などで費用が高くなってしまいます。費用を抑えたい場合は、自社施工している業者を選ぶようにしましょう。

ベランダの劣化に気づいたらすぐに業者に相談するのもポイントです。劣化に気づいたまま放置していると、思わぬところまで劣化が進んでしまう可能性があります。劣化に気づいたらすぐに業者に相談するようにしましょう。

まとめ

ベランダの防水塗装は、年月の経過によって劣化してくるため、定期的な塗り替えが必要です。ベランダに色あせや浮き、剥がれなどが生じている場合は業者に相談してみましょう。

Studioテツは、千葉県を中心に外壁塗装を行っている塗装店です。屋根塗装や防水工事の実績もあるので、ベランダの防水塗装をご検討の際はぜひお気軽にお問い合わせください。

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